ご存知でしたか?
紀子様とコウノトリの運命的なご縁。コウノトリ伝説の久々比(くくひ)神社とは
全国から多くの方が参拝される、コウノトリ伝説の久々比神社が【子宝と安産の神社】の理由
2005年9月、兵庫県豊岡市では世界に例のない、人工飼育した国の特別天然記念物コウノトリを自然界に返す放鳥が始まりました。
その手で放たれた秋篠宮ご夫妻が翌年の歌会始の儀で、その様子を詠み、
直後に紀子さまのご懐妊が判明しました。
県立コウノトリの郷公園に近い、この久々比神社も注目を集めました。
【当時の読売新聞記事から】
列島を皇室の明るいニュースが駆け巡った。7日、判明した秋篠宮妃紀子さま(39)の第3子ご懐妊。先月の「歌会始の儀」で、秋篠宮ご夫妻は「笑み」というお題で、コウノトリの放鳥式に出席した際の気持ちを、そろって詠まれました。
宮中行事「歌会始の儀」での歌
「人々が笑みを湛へて見送りしこふのとり今空に羽ばたく」(秋篠宮さま)
「飛びたちて大空にまふこふのとり仰ぎてをれば笑み栄えくる」(紀子さま)
宮内庁によると、この歌は、ご夫妻が昨年9月、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷(さと)公園で行われた、コウノトリの野生復帰を目指す放鳥式に出席した際、木箱からコウノトリを1羽ずつ放した時のお気持ちを詠んだものだ。
そして、第3子のご懐妊、2006年9月6日親王殿下がご誕生されました。
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放鳥式典の際、久々比神社(くくひ神社)の御守りが秋篠宮同妃両殿下へ授けられました。
【当時の神戸新聞記事 抜粋】
2005年9月、人工飼育した国の特別天然記念物コウノトリを自然界に返す放鳥が始まった。その手で放たれた秋篠宮ご夫妻が翌年の歌会始の儀で、その様子を詠み、直後に紀子さまのご懐妊が判明。
大手の旅行代理店が、神社をコウノトリ見学の行程に組み込むようになった。
実は「赤ちゃんを運ぶ」という伝説を持つのは、ヨーロッパに生息する「シュバシコウ」。日本に生息する種類とは別の鳥ですが、コウノトリの仲間です。
日本でもコウノトリは古くから、めでたい鳥「瑞鳥(ずいちょう)」とされてきました。
兵庫県北部に位置する豊岡市は、2005年9月に、国指定の特別天然記念物・コウノトリが自然放鳥され、人里で野生復帰を目指す世界的にも例がない壮大な取組みが始まりました。2年後の2007年5月20日、野外で暮らすコウノトリのペアから1羽のヒナが誕生、以来、コウノトリは順調に増え続け大空を舞っています。